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Arganza(サロン・スクール関連)更新情報

秘教家と神秘家の融合/神智学勉強会


天気のよい日のワークルームは光のプリズムがいっぱい。


最初に、私事ですが、娘がおかげさまでシュタイナー学校の高等部を修了。卒業式を終えました。親としても感慨深いのは勿論のこと、シュタイナー教育の素晴らしさを、最後まで何度も感じさせて頂けたこのシーズンでした。お子さんお持ちで関心のある方はぜひ、地元の、または縁を感じる土地のシュタイナー学校をご検討ください。また、教員にご興味のある方もぜひ、日本での教員養成プログラムもスタートしていますので、覗いてみてください。

ニューエイジ的な言葉に変換してしまう失礼を承知で私なりに表現するなら、調和と愛というレムリア的な世界が、子供たちには与えられると思います。・・が、支える側の先生方や親のほうは、自らが感情レベルであったり利己が強かったりすると、そのアンバランスを見せられる(つまりヒーリングの行程と同じで)現象も起き、試されることも。やや玄人(くろうと)な白と黒の攻防も(私がエナジーワーカーだから感じるのですが)起こることもあります。

が、その中で自らに向き合い修正し、螺旋の成長を繰り返す。親たちも(きっと先生たちも)起きた問題のエネルギーが自分の内側にあるものとして受け止め、常に必要な修正を自分に課していくことが出来なければ、そこにい続けることは出来ない。子供を理想的な教育で育てながら、大人たちもごまかしの効かない成長進化の日々を歩き続ける。そんな世界であり、それは、大きく言えばこれからの地球が選択していかなくてはいけないあり方であろうと思います。

何もしないまま、棚からぼた餅のように、「アセンション」や「悟り」や「レムリア的調和」は来ない。バランスのとれた、自己の魂を生きる人に子供が育っていく教育の傍で、それに関わる大人たちもまた試され続ける。非常に神智学的な、シリウス的な成長と進化の仕組みを感じて来ました。驚くようなシンクロや時にミラクルが起きるのも、ヒーリングサロンの運営と少し似ているかもしれません。厳しい世界であるという一面もある。それも、エナジーヒーラーの道と同じ。

とは言え、私がこういう人間なので上記のように分析している訳ですが、親子さんたちや先生方はとてもポジティブかつ常にユーモアに溢れて、温かい。

過去の自分の傷、過去感情からくる恐れや偏見、コンプレックスや幻想的なフィルターを手放せていないと、親としてもそれが現実化し、突きつけられることも自分の体験としてありました。そんな時、相手や場所のせいにしてしまったら、去っていくしかありません(そういう方々も少なからず)。そこを堪えて・・逃げずに、内側にエネルギーを向けて自分たちを変容させることが出来れば、螺旋の階段を上がれる。私たち親子もそんな道のりを歩んで来ました。

そのような性質は、アルガンザのヒーリングサロンとして以外の場(学びの場や、共同作業の場)で起きることと同じ。神智学に言う「見習いの道」「弟子の道」などが、精神性や魂を重視する周波数で存在する場所には、同じように起きるのだということが、今ではよくわかります。これは、自分が渦中に居るうちは実感できないことで、感情に左右されないメンタルフォースの強化があってこそ、見えてくることでもある。

ここ最近のインスタグラム(office_arganza)でも、そのあたりを綴っていますので、宜しければ覗いてください。

思うに、これまでなんとなく直感的、右脳的、ハートで感じればそれでいいじゃない〜的だった(笑)「スピリチュアル」「ヒーリング」「エナジーワーク」の場も、そのような周波数変換を経験していかなくてはいけないのだろうと。逃げ場がありすぎて、成長せずにグルグルと回りつづけたり、進んだのにまた流されていって行先を見失ったり、そのうちに何を求めていたかさえ分からなくなったりして螺旋をむしろ降りていってしまったり・・・と言うことが起きるのは、ビジネスとして利用している人々が居るから。

むしろ人々が成長しないほうがいいという利己を、意識さえせずに実行している人々が居るだろうし、意識的にやっているとしたらむしろ、それは「逆サイド」ですよね。人類を進化させたくない力。・・そういう力と、人々のエゴの都合=「自由意志」が結びついていくのが、物質次元なのです。故に、ネガティビティが世界から無くならない。

最近だと、こう言うことを話す態度にさえ「それは二元性だ」「これからはノンデュアリティだ」と片付けて、ただ何もせずに、悟りやアセンション、非二元が起こるのだとという思い込みさえ発生している気がする。。。それは誰かが仕掛けているのか、受け取る側が「ノンデュアリティ」をそのようにエゴに都合よく解釈してしまっているのか、分からないですが・・・

前置きが長くなりましたが、
今日の本題。

本来、スピリチュアル(つまり精神の学び)ならば当然のことである、知識と知恵・実践と体験のバランスや、起きてくることのエネルギー的な(感情を介さない)読み取りが出来る態度、恐れの克服、言い訳をしない学ぶ者としての態度、などを、アルガンザの学びの場では、これまでと同様に大切にしていきますが、そこに、やはりエネルギーワークの日々の実践を通しての自分づくり、システム作りとメンテナンス、現実創造が絡んでくるのが、エナジーワークサロン&スクールゆえのバランス感覚だと思います。

アリス・ベイリー著でマスターのジュワルクールが伝えている、新時代=水瓶座時代の弟子たち(これを今風にライトワーカーとあえて言っておきましょう。自称ではなく本物のライトワーカーですよ。)は、「秘教家」であることと「神秘家」であることを、統合・融合させていく必要がある。ということを、実践していくアルガンザである、というアイデンティティを、改めてここに示しておきたいと思います。

そして「ジェネシス」のプラクティショナーには、そのバランスのとれた下地が不可欠になります。(見習い〜)弟子として高次と連携していくレベルが求められる。熱誠家(自分が楽しい・心地よいからスピやヒーラーをやっているという)レベルではなく。

先週、神智学勉強会を5名で終えたところです。

当日を迎えるにあたり、題材として選んでいた「光線とイニシエーション」を読み込んでいくと、(相変わらず)重要なことに遅ればせながら気づいた私でした。いつも読む本はなんとなくの直感で決めているのですが、やはり今、「光線とイニシエーション」はピタっと来る内容でした。インテンシブコースではグラマーを、星巫女ではグラマーとイニシエーションを読んでもらうことになっていますが、

「光線とイニシエーション」は、それらのベース、土台を経ての続き、本腰を入れて(本当に高次と共同作業をし人類進化のために役に立つ)活動するライトワーカーたちが、個々の幻想や感情レベルのエネルギーをある程度克服し、グループとして活動していく「グループイニシエーション」について書かれています。

カレッジでも取り上げている「秘教治療」は個人的に必要に応じて読んでいただき、「グラマー」と「イニシエーション」を読了した上で、神智学勉強会に参加いただくのが、良いだろうと思いました。同時進行でも構いませんが、それを頭に入れておいて頂きたく、書いておきます。

星巫女専科はこの春、3期で終わりますが、そこで「グラマー」「イニシエーション」を実践体験していくただくような、「弟子道の体験版」のような作りになっていました。なので生徒さんたちの現実の動き方も、半端なものではなかったですネ、、インテンシブコース も、星巫女ほど濃密ではないけれど、学ぶ方の意欲次第で、意識と現実の変化変容の力はかなり。そして、終盤には「グラマー」を読んで課題をこなして頂き、「熱誠」状態から、見習い・弟子への道へ眼覚めを促すような流れになっています。

そこからの続き・・・という設定で、「神智学勉強会」を実践していくべきだと今回で分かったので、ここでお伝えしておきます。もちろん、進行形で構わないのですよ・・ただ、ある程度、勉強会の意義と目的を分かって頂いて参加して貰うのが良いと思うので、書いておきました。

全員が毎回参加できる訳ではないので、もう少し人数が増えても大丈夫かなと思っています。メンバー制をとりますので、参加を予定している方は、表明していただければお席を確保しますので、ご連絡ください。

次、4月は週末になります。5月は平日を予定。



そういえば、アルガンザの二つのお部屋(以前の横浜ならば5Fと3F)(今の八王子ならばワークルームとオフィスルーム)はまさに、一つは神秘家、ひとつは秘教家、の部屋という感じですね。「秘教家と神秘家の融合」はまさしく、ここ数年、無意識ながらに自分がもがいて環境づくりをしようとして来た事だったのでしょう。

フェイスブックも、新調しました。神智学的な情報を流していくのに使いたいな、と思っています。宜しければ覗いてください。

ありがとうございます。

Love and Grace,
Amari